自分用、米中貿易対応シナリオ案

最近のニュースと個人の感想(2025/10/17 日本時間11時)

※AI、量子、宇宙などのテクノジー系と小売が投資範囲。

※原則、1週間程度の取引期間(状況により期間は変化、利益優先して

期間が延びる事もあり)

※情報源はBloombergと色々なアナリストレポート

・米中貿易対応

1.(米国と中国の姿勢)

米国:ブラックリストに掲載された中国企業と提携する企業へ制裁適用範囲の拡大と発表

→中国:米中デカップリングは避けたいと外務省のウェブサイトに掲載。

2.(レアアース対応)

中国:レアアースをライセンス制にして中国レアアースを含む製品も管理対象にすると

    発表。

→EU側:G7にレアアース多角化し中国をサプライチェーンから外すことの検討も含めて

    検討を呼びかけ。

→イギリス:なぜか中国レアアース発表後にMI5が中国スパイに言及。

     MI5が表に出ることが稀なことから何か関係ありそう。

→オーストラリア:レアアースの信用できる供給国となるように努めると発表

         現在、オーストラリアは中国以外で唯一のレアアース生産拠点

→米国:中国レアアース対応で欧州、オーストラリア、カナダ、インド、アジアの民主主義国

    と対話中。

→日本、ドイツ:G7による共同対応の可能性を模索

3.(今後の予測)

現在米国は中国へ関税を相互関税10%+フェンタミル関税20%+元々の関税25%で

計55%を課している。他国で積替した中国製品に対しては40%の追加関税がかかる。

この状況で中国は

・PMI(製造業の指数)5ヶ月連続で50以下、経済が衰退している。

 日本のバブル崩壊後に近い状態、デフレ中。

・中国当局の発表では、失業率16-24歳18.9%、全体5.3%

これには就職活動は諦めた人、出稼ぎ労働者、実家暮らしの人、働いていない偽装出勤している人

は含まれていない。

これらを含めた調査の実態は失業率を50%超えているらしい。

この失業率とPMIから中国経済はこれ以上の関税上昇耐える事はできないと推測される。

中国から米国輸出する品の上位はスマートフォン、ノートPC、リチウムイオン電池

米国から中国輸出する品の上位は液化石油ガス、石油、大豆、ガスタービン、半導体製造機械

4.(個人的に考えた投資のシナリオ)

APEC時または11月10日までに発生すると仮定。

1.中国はレアアース、ライセンス制を撤廃、大豆輸入制限は不明。

 米国はレアアースを多角化を引き続き目指す。

 米国株価が上昇する。

2.中国はレアアース、ライセンス制を発動。

 米国は中国への関税をあげる。

 米国株価が大きく下落する、ただ量子コンピュータなどレアアースに影響されない株は上昇を

 続ける。大きく下落した株価は数年で戻る。

中国の状態を見ると1.になると想像し下落したら現金保有率を25%にまるまで買い増しをする。

現在は塩漬けしてもいい長期保有したいと思える株を摘み買いをしてしまい

現金保有率が40%。

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